The art of brewing nihonshu
精米
Rice Polishing
酒のグレードを決める最初の工程。玄米を専用の精米機で磨き、雑味の元になる外側の層を削り取ります。清水では精米歩合40%から70%まで、銘柄ごとに丁寧に管理します。
洗米・浸漬
Washing & Soaking
精米した米を丁寧に洗い、米が均一に水を吸うよう浸漬します。吸水率は精米歩合によって異なり、熟練の蔵人が秒単位で管理します。
蒸米
Steaming
米を蒸し器(甑)で蒸し上げます。外硬内軟(そとかたうちやわ)と呼ばれる状態が理想。蒸米は麹造りと酒母の両方に使われます。
麹造り
Koji Cultivation
38℃前後に保たれた麹室で、蒸米に麹菌(Aspergillus oryzae)を繁殖させます。48時間かけて育てる麹が、米のデンプンを糖に変える鍵を握ります。
酒母(もと)
Yeast Starter
麹・蒸米・水・酵母を小さなタンクで仕込み、酵母を大量に増殖させます。清水では蔵付き酵母を使用し、越後の風土が宿る酒母を育てます。
仕込み(三段仕込み)
Three-Stage Brewing
酒母に麹と蒸米と水を3回に分けて加える「三段仕込み」で醪を完成させます。急激な発酵を避け、複雑で奥深い味わいを引き出します。
発酵
Fermentation
5〜20℃の低温でゆっくりと約30〜40日間発酵させます。新潟の冬の冷気が、清冽でキレのよい「淡麗辛口」の特徴を生み出します。
上槽(搾り)
Pressing
発酵を終えた醪を搾り、清酒と酒粕に分けます。清水では伝統的な袋搾りと自動圧搾機を使い分け、銘柄の個性を最大限に引き出します。
瓶詰め
Bottling
火入れ(低温殺菌)を経た酒を、清潔な環境で一本一本丁寧に瓶詰めします。ラベルは手作業で貼られ、一本の旅の最後の工程となります。
出荷
Release
最低半年から1年の瓶内熟成を経て、最適な状態で出荷されます。156年の歴史が宿る清水酒造の日本酒が、いよいよお客様のもとへ届きます。